2012/10/26

”外人”という単語と中訳

Merhaba!!!

こんっちは! トルコ語に夢中してます。めいほうです。




   突然ですが、日本人の方にお聞きしたいです。

   「外人」と言う言葉を使う時は、どういう気持でどういうつもりで言ったのでしょうか。



 意味深くて考えさせられるテーマになると思いますけど、

 僕の知ってる限り、日本人が「外人」を使うときと「外国人」を使うときは、あんまり感情の変化がないということですが、個人差があるらしい。




 とりあえず、今日は、この記事を拝見しました。。。


タイトル:【外人という意味の英単語ー「foreigner」と言われるのを好まない人が多いので、その場合はどういう単語を使えば良いのでしょうか】作者:Luke

知らなかったことは、「外人」と同じように、英語の「foreigner」「alien」に抵抗感を持つ人も少なくありませんという事実。




これは面白い。



確かに日本にいる外国人の大部分が、「外人」という言葉を嫌がってるらしい。


 自分で考えた一つの理由が、「外国人」より「外人」の方は、ちょっと「呼び捨て」的な感じ。(日本に住んでるのに「よそのひと」みたいな感じ)










じゃあ、この外人の言葉を中訳すると、どうなりますかとためしてみると、




僕が小さいころからよく「老外」という言葉を耳にしたことがあります。(台湾の場合)



特にあるCMがこの言葉を取り入れたことに、「老外」の面白さが世に渡り知らされた。「老外」の本来の意味と全然関係なかったけどね。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓そのCMの正体がこちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓




面白かったんで、今でも「老外」という言葉を思い出すと、このCMとその「老外老外三餐老是在外」のセリフを一緒に思い出すほどです。



 で、この「老外」については、台湾人はどういう気持で、どういう場合で使ってるのか。


まあこれも個人差があるんですが、



僕の場合は、「老外」のほうがちょっと親切感がわきますが。



  中国語の「老」を接頭辞としていろいろな言葉に付けられます。


接頭辞「老」


1)苗字(年上や同年代)

   例えば隣人のおじさんの李さんを「老李」と呼んだり、
   取引先の陳さんを「老陳」とよんだりすること。




2)役職(尊敬の気持ち、親しい)

   店、会社オーナーさんを「老板」、
   社長さんを「老総」、
   先生を「老師
   と呼ぶことも珍しくないし、むしろ当本人もそう呼ばわれたがる傾向がある。




3)動物(怖いものにつけて印象を和らげる)

   老鼠(ねずみ)、老虎(トラ)、老鷹(タカ)



4)年数の経ったもの、年取った生き物

   老車(例えば10年ぐらい使ってた車)、老店(老舗)、老房(古い家)、
   老相片(古写真)、老貓(年取った猫)、老人




ここで、もう1つ「老」と同じようによく使われる接頭辞の「小」もちょっとあわせて説明します。




接頭辞「小」



1)苗字、名前(親しい人、年下や同年代)

   「小」は、苗字につけて使うことも多い。
   「小張」、「小劉」とかいろいろ。

   そして、苗字だけでなく、名前につけて使うこともよくある。

   たとえば仮に親しい友だちの「陳 鵬原」がいたら

   「小陳」はもちろんだけど、それより、「親しい友だちである」僕からは
   どうしても「小鵬」、もちくは「小原」と呼びたいです。

   とくにこの人が「恋人」のときに、「小陳」と呼んだら怒られるに違いない。



2)動物、人間(小さい、若い、親しい、弱小)

   小貓小狗小娃小孩(親に対しての子供)、
   小朋友(相対的に年のかなり離れたひと、小学校以下の子供)




3)もの(自分の所持物を指すときは、ちょっと親しい気持ち、謙虚さが感じられる。)

   小車(小さい車)、小房(面積の小さい家)



役職につけて呼ぶという使い方のは、自分の記憶の中にそれはないと思います。
小総、☓小師
ただし、小老師小総経理小老板は使います。(この時、殆どの場合、その該当者は実際にその役職になってないことがおおい、例えば小老師はただ同年代の子供が授業指導に協力するときに先生や他の生徒から呼ばれるだけ、実際に先生という役職になってないし、小総経理小老板については、だいたいは社長さんやオーナーさんの子供を指すことがおおい。






では、




「老外」の場合はどうなりますか?







自分の定義では、上記の2)3)4)のどちらにも属するかも知れません。

やはり外国人を見かけると、ちょっと自分とは外見や言葉、雰囲気、考え方、全部違うんで、やや怖い感じがするに違いないですね。


”そこで、ちょっとをつけたしして、その印象を和らげたいではないでしょうか?”






”それとも、このポスターの中の人のようなイメージ?”













”あるいは、僕の大好きなエンジニア神、アップル社共同創立者の

ウォズニアック氏みたいなイメージ?”




出処:http://www.technobuffalo.com/companies/apple/apple-cofounder-steve-wozniak-talks-about-being-an-android-jailbreaking-fan/








どちらもあるかもしれません、とにかく僕の認識の中では、台湾の人々が「老外」を使う殆どの場合が、



親しみやすい隣のおじさん



みたいないいイメージを持ちながらのことが多いかもしれないです。







  ちなみに、

  「老外」をいったとき、聞き手にとって最初にアダマの中に出てきたのが「欧米系外国人」の顔。

  これは日本語の「外人」も一緒かもしれません。




 また、出身国の違いに対して呼び方を変えるときがありますが、
悪いイメージ普通のイメージ、両方あります(個人差あり)。



欧米に対しては、親しみを感じる場合と、悪いイメージを感じる場合両方あります。


   アメリカ人>美國佬、老美

   イギリス人>英國佬

   フランス人>法國佬

   ドイツ人>德國佬



東アジアに対しては、ほとんど悪いイメージ


   韓国人>高麗棒子

   中国本土人>阿六

   日本人>日本鬼子

   香港人>港仔(これは悪いイメージがないと思います)




東アジアの女性に対してはまた他の呼び方があります。
この場合、親しい印象がほとんど。


   韓国人女性>泡菜妹

   中国本土人女性>大陸妹

   日本人女性>日本妹、櫻花妹


   ロシア人女性>金絲貓(これを使う殆どの場合は風俗系を指すので、使わないでほしい)



また、
職業別の特定国籍の外国人特に東南アジアから来た人々に対しても違う呼び方を使いますが、あんまり良いイメージがないので使わないでほしい。人種差別になりますので


   フィリピン人メイド>菲嫞

   インドネシア人メイド>印嫞

   タイ人労働者>泰勞

   中国本土人嫁>大陸新娘

   ベトナム人嫁>越南新娘



日本でも、中国人を支那人、韓国人をコリアンと軽蔑に呼ぶのと一緒なので、なるべく使うの避けたほうがいいものは避けるべきだと思います。これはその国や文化に対して基本的な尊重を持つべきだと思います。



以上です。



ちなみに、トルコ語では外国人を


yabancı
 
[PEOPLEn. : foreigner](ヤバンチュ)

というらしいですが

これは日本語の「野蛮」と同じ古代中国語からきた外来語かも知れません、とそう指摘した論文を拝見したことあります。

(トルコ人も歴史上、今のモンゴルかシベリアの方から移住してきたのだという見解があるので、トルコ語をチュルク語と呼ぶ人もいますし、チュルクはテュルクともいい、漢字で突厥と書き、昔中国より北のほうで生活してた民族だったそうです。)



yabancıは英土辞書ではforeignerとはっきり書いてるので、

これはいいイメージか悪いイメージか初心者の僕にはわからない。
分かる人がいらっしゃればご回答お願いします。



では、おやすみなさい
İyi geceler!!!


めいほう
2012/10/26